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ライアン・レイノルズヒュー・ジャックマン-映画『デッドプール&ウルヴァリン』の空気感を作り上げたふたりの人気俳優のスペシャルな関係とは…?

国内外で大ヒット中の『デッドプール&ウルヴァリン』

日本では先月24日(水)に世界最速公開を迎え、オープニング5日間で興行収入8億788万円、491,342人を動員した今作は、全世界のオープニング興行収入でも4億3,839万ドル(※約644億円)を記録、2024年に公開した作品の中で NO.1 の特大のスタートダッシュを切った。

今作の勢いは止まらず、ついに前作『デッドプール2』(18年)の興行収入18億円、『デッドプール』(16)の 20.4億円も超えたシリーズ史上最大の興行収入20億4095万円、動員127 万4207人(※9月2日現在)となっている。

ふたりの俳優、ふたりの個性派ヒーロー

世界を熱狂の渦に巻きこむ今作の魅力はやはり、ふたりの大人気俳優が演じるふたりの大人気キャラクターによる夢のコラボレーションだろう。

デッドプールを演じ、本シリーズのプロデューサー兼脚本家のひとり、ライアン・レイノルズ。そして彼が背中を推し、ウルヴァリン役として戻ってきたヒュー・ジャックマン。

彼らの関係は、ヒュー・ジャックマン主演『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(09年)での初共演から始まっていた。今や家族ぐるみのつきあいをしており、インタビューや SNS ではいじりあう(じゃれあう?)ほどの仲になっているレイノルズとジャックマンは、ただ気が合うだけではなく、慈善活動などでもシンパシーを感じ合い、深い信頼関係を築いてきた。

デッドプール(ライアン・レイノルズ)© MARVEL 2024

デッドプール(ライアン・レイノルズ)© MARVEL 2024

きっかけはジャックマンの“神対応”

そんな彼らの関係が始まったきっかけを、レイノルズはEmpire誌に対して明かしている。

『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でふたりが揃うシーンを撮影中、レイノルズが「『あぁ、今のエレベーターのシーンはもう一度だけやり直したかったなぁ』とヒューに言うと、このマザーフ**カーは、なんと準備作業をすべて止めさせて、エレベーターのセットにもう一度照明を入れてくれと言い、出演者たちをエレベーターの中に戻して、俺に納得のいく演技ができるよう撮り直させてくれたんだよ。あのことは一生忘れないね」。そうレイノルズはFワードを交えながら、当時のヒューの神対応を称賛している。