以上3つのヒントから考えてください。

「蛙声」の読み方がわかりましたか…?

「蛙声」の読み方!正解は!?

正解は「あせい」です!

この言葉を聞いたことのない方には、ちょっと想像がつかなかったかもしれません

蛙声には「かえるの声」以外に「みだらな音楽」という意味もあるようです。

ちなみに、ヒントに出した「蛙水(あすい)」と「玄蛙(げんあ)」は、いずれも江戸時代後期の俳人の名前です。

かえるの句といえば、松尾芭蕉の「古池やかわず飛びこむ水の音」が有名ですね。

静まり返った空気の中で、かえるが池に飛び込んだ音だけが聞こえてきた…

この句の情景を思うと、心まで静まり返る気持ちがします。

蛙声から話が脱線してしまいましたが、漢字から思いをはせるのも、時には楽しいです。

最後はこの漢字「鉄桶」

「鉄桶」の読み方をご存知でしょうか?

「てつおけ」?いえいえ、違います。

しかし「鉄桶」という文字からは「超マッチョな人がトレーニング用に使う鉄のおけ」しか思い浮かびませんよね!?(そんな物があるならですが)

「鉄桶」と書いて、一体何と読むのでしょうか…

「鉄桶」の読み方のヒントはこちら

  1. 鉄桶の読み方は「てっ〇〇」の4文字
  2. 意味は、「鉄でできたおけ」「堅固で隙の無いさま」のこと
  3. 「鉄桶」の「桶」は「湯桶」の「桶」と、同じ読み方

以上の3つのヒントから考えてくださいね。

さて、何と読むのでしょうか。

「鉄桶」の読み方!正解は!?

正解は「てっとう」です。

これはかなり難しかったかも知れません。

「てっとう」という言葉の響きからは「鉄塔(てっとう)」を連想するのが一般的でしょう。

ヒントで紹介した「湯桶(ゆとう)」とは、そば屋などでそば湯を出す時に使用する、注ぎ口のついた器のことです。

「鉄桶」という言葉を用いたことわざ「鉄桶水を漏らさず」とは、「人の団結や守備が堅固で、全くつけいる隙がない」という意味になります。