秩父夜祭のクライマックスを彩る花火大会や、冬季の河口湖の名物となった冬花火、下呂温泉を舞台に行われる多彩な花火公演など、冬に打ち上げ花火が見られる、全国のおすすめイベントをご紹介します。
1.秩父夜祭(埼玉)
毎年12月2・3日に行われるお祭りで、京都の祇園祭、飛騨の高山祭と並ぶ”日本三大曳山祭”のひとつ。国の重要有形民俗文化財および重要無形民俗文化財に指定されています。
12月2日が宵宮、12月3日が大祭。絢爛豪華な2基の笠鉾と4基の山車が秩父の街を練り歩き、祭りのクライマックスとして夜にダイナミックな花火が打ち上がります。2日は単発花火の打上が中心で、メインの花火大会は3日に開催。2023年には 5,000発を超える花火が打ち上げられました。
2024年の開催概要(花火打ち上げ)
開催日時
- 12月2日:19:00頃〜20:00頃
- 12月3日:19:30〜22:00
料金
花火のみであれば無料で観覧可能。西武秩父駅前、秩父駅前、市民会館前、国道140号沿いなどから眺めることができます。3日目のクライマックスである団子坂の曳き上げとともに花火を観覧する場合には、桟敷席・有料観覧席の予約が必須。詳細は秩父観光協会からの案内を確認のこと。
2.河口湖 冬花火(山梨)
すっかり冬の河口湖の名物となった冬花火。例年1月中旬〜2月中旬までの期間の土日と、2月23日”富士山の日”に合わせて花火が打ち上げられます。
打ち上げ会場はメイン会場である大池公園と、サブ会場の畳岩、八木崎公園の3カ所。20時から20分間にわたり、冬の澄んだ夜空に花火が舞い上がります。
会場間が離れているため、3か所の花火を一望したい方は、カチカチ山ロープウェイを利用しましょう。天上山の山頂から、夜景とともに3会場の花火を見下ろすことができます。