10代カップルの付き合い方
では、ここからは10代カップルの付き合い方について、「会う頻度」「デートの内容」「連絡の頻度」について解説していきます。
自分自身がどのような付き合い方をしたいのか、また他の人たちはどんな付き合い方をしているのかチェックしてみてください。
付き合い方①会う頻度
10代カップルは、学生が多く、学校などで顔を合わせる機会も多いことから、週に2~3回会うカップルがほとんどです。
同じ生活圏内にいると、一緒に帰ることができたり、ご飯を食べに行くことができるため、短めの時間で回数を重ねるカップルも多いようです。
もちろん、部活や塾などで忙しさに違いがありますが、社会人カップルに比べると、「今どこ?会えるかな?」「明日カラオケ行こう」などとサクッとデートの約束ができるので、会う頻度は一般的に多い傾向にあります。
最初はデートに誘うことはなかなか言えないですが、言わなければ別れる確率も高くなるので、もし会いたい気持ちがあれば、素直にデートに誘ってみましょう。
高校生カップルの場合
高校生カップルの会う頻度の平均は、週に3~4回が多い傾向にあります。同じ学校であれば、平日は一緒に帰ることができるので、それだけ会う頻度が多くなります。
もし違う学校であれば、お互いの時間が合う週に1~2回が平均のようです。違う学校でも、もともと中学校が同じで家が近い場合は、さらに合う頻度は多くなります。
塾に通っていると、休み時間や行き帰りで一緒になることができるので、毎日でも休日でも会うことができます。
大学生カップルの場合
大学生カップルは、高校生カップルと比べて比較的時間に自由なイメージがありますが、会う頻度の平均は週に3回程度だと言われています。
実は、大学生は、バイトやサークルがあり、自分の時間を楽しみたいということがあり、お互いの時間が少し合わせずらいようです。
また、実家暮らしか一人暮らしによっても会う頻度は変わってきます。
例えば、どちらかが1人暮らしだと、その家に遊びに行ってまったりとした時間を過ごすことができますが、実家暮らしだと、家にいるわけにもいかず、自動的に外デートになってしまうため、金銭的にも時間的にも会う頻度が少なくなる傾向にあります。
付き合い方②デートの内容
次に、デートの内容ですが、付き合い始めの頃は、定番のデートスポットに行くことがおすすめです。
前もって計画を立てていると、ワクワクもしますし、近場に有名なデートスポットがあれば、確実に楽しむことができます。
高校生・大学生カップル両方とも、そんなに恋愛経験が無い者同士が付き合うため、最初のデートコースは、ベタな内容が無難なようです。
その方が、適度な緊張感と、「私たち付き合っているんだね」というような感覚を味わうことができます。
定番のデートスポットには、たくさんのカップルがいるので、刺激にもなりますし、自分たちだけではない解放感も出てくるので、安心してデートをすることができます。
お金を使わないデートをする
定番のデートスポットは楽しいですが、ほとんどの場合、お金を使います。
10代カップルは例えバイトをしていても、そんなに稼ぐことはできないですし、友達との付き合いもあるでしょうから、使えるお金は限られています。ですので、お金のかからないデートをすることも大事です。
一見ケチと思われがちですが、会うたびにお金をたくさん使っていては、デートどころか交際も長続きしません。
高校生カップルであれば、通学の帰り道や近所の公園がありますし、大学生カップルであればウィンドーショッピングなどもおすすめです。
お金の価値感次第では長続きする可能性もあるので、お金をかけないデートの目的はあくまで「一緒にいて心地が良い関係づくり」です。
目的のあるデートスポットを選ぶ
デートスポットを選ぶときは、目的がある方が展開がスムーズにすすみます。
例えば、動物園や遊園地など、何かを見たり、アトラクションを同じものにすることで、目的がハッキリして、よりわかりやすいデートプランになります。
動物園であれば、お互いの好きな動物がわかりますし、地図を見ながら相談して会話に困ることもありません。遊園地であれば、逆に会話をしなくても同じアトラクションに乗ることで結束感が生まれ、より親密になることができます。
「〇〇(地名)で遊ぼう」となった場合、お店に行くのか、施設に行くのか目的がハッキリせず、無数の選択肢から選ぶことになるため、グダグダになってしまうことがあります。
場所を決めるというよりも、したいことを決める方がデートを楽しむことができます。
付き合い方③連絡の頻度
10代カップルは、デートの内容と同様、連絡の頻度についても確認しておく必要があります。文字メッセージのLINEだけでなく、電話の頻度も重要です。
LINEの頻度
10代カップルでなくとも、LINEを利用した連絡手段は、自分の都合でいつでも返せることから、ほぼ毎日のカップルがやっていることでしょう。
10代カップルでは、そのLINEでの連絡頻度がとにかく高いことが特徴です。1日に何度もやりとりをしていて、返信が来ないと不安になる方も多いです。
LINEをあまりしない・興味のない人は、連絡の頻度が少なくなると危険信号になるので気をつけましょう。
なぜなら、友達とLINEするよりも楽しいため、めんどくさいと感じるようであれば、そんなに気持ちがないということになり、別れる日も近いでしょう。
頻度が多くても少なくてもバランスがとれていることが大事になるので、お互い心配しすぎないようにしましょう。
付き合い始めの時は、日常のささいなことでもこまめに連絡を取るようにして、慣れたら「ちゃんと付き合っているんだ」という自信を持てば、長続きする可能性が高いです。
電話の頻度
LINEで文字だけのやりとりの方が気軽で長く続きますが、電話の頻度については、3日に1回、少なくても1週間に1回のペースが多い傾向にあります。
10代カップルは学校や塾などで顔を合わせる機会が多く、電話で声を聞かなくても不満はそれほどありません。
ですが、一肌恋しくなる夜に声が聞きたくなり、寝落ちしながら電話をする「寝落ち電話」をよくしています。
1日の最後を好きな人の声を聞きながら眠れることが幸せですし、お互いの「声を聞きたい」という気持ちに素直になっているので、少なくとも1週間に1回は電話をするようにしてみましょう。
電話をする行為は少し緊張しますし、「話したい」と言うことも勇気が必要です。思い切って言ってみると、意外とお互いの習慣になるかもしれません。