長崎県新上五島町・島よかとこ行ってみ隊は、令和7年5月11日(日)に、五島の日(※)を記念したイベント「第二回 大漁旗でつながろう、島の内と外」を新上五島町内で開催する。それに先駆け、漁のしるし旗である大漁旗のデザインコンクール「第二回 大漁旗でつながろう島の内と外 ~大漁旗デザインコンクール~」を開催。現在作品を募集中だ。

デザインコンクール開催の背景

大漁旗は、通信手段のなかった時代に沖に出た漁船が、大漁だったことを陸で待つ人たちに伝えるためのものだったそう。旗には、日本の祝事のシンボルであるタイやエビ、ウミガメなど海の生きもののほか、神様までもが描かれており、海のめぐみを皆で感謝してきたという。

長崎県・五島列島の北部に位置する新上五島町は、昔から豊かな漁場に恵まれ、島民の生活を支えてきた。島の人口減少、高齢化による担い手不足、そして海洋環境の変化に直面している今、このコンクールを通して人々と一緒に海への愛着を深めると共に、世界中の人に五島の海を知ってもらうきっかけになることを目指している。

応募の詳細をチェック

「第二回 大漁旗でつながろう島の内と外 ~大漁旗デザインコンクール~」の対象は幼稚園児~おとなで、応募締め切りは12月31日(火)。当日消印有効だ。

作品には、「魚」「海」「漁」など大漁を願うモチーフを描き、必ず「新上五島町」の文字を入れること(平仮名、カタカナ、ローマ字など自由)。

用紙は、専用の応募用紙、もしくは八つ切りサイズの画用紙やA3サイズ紙(297×420mm)、横型を使用し、絵具・クレヨン・マジック・色鉛筆など自由な画材で制作しよう。

作品は未発表のオリジナル作品に限り、デジタル作画や、紙や布をはりつけるなど立体物の使用は不可。応募作品の著作権は応募者本人に帰属し、応募者は主催者から利用許諾を受けた第三者に対して、著作者人格権を行使しないものとする。なお、応募作品は返却されない。