「双葉花火」は、復興のラストランナーである双葉地区の活性化につなげようと、福島県内の花火師たちが協力して作り上げ、同じ被災地として繋がり、心を寄せて能登の復興を応援する。花火大会のスケールを拡大させ、能登の被災地との繋がりと応援の輪を広げての開催となる。

さらに、北は秋田から南は九州まで、双葉を応援する全国の有名花火師から寄せられた芸術玉20選も登場。技巧を凝らした個性豊かな1尺玉で、大輪の花を咲かせる。

双葉の想いを込めた「メモリアル花火」

加えて、双葉の人たちの思いや願いを込めたメモリアル花火が、記念のメッセージとともに故郷の夜空に打ち上げられる。そのほか、復興に向け立ち上がる子どもたちの成長を描いた絵本『きぼうのとり』の朗読に合わせての打ち上げも行われる。

会場・チケット詳細

「双葉花火」では、観覧場所の確保、トイレ、会場と道路混雑等の問題解決のため、安心・快適に観覧できる有料席と、有料席購入者が利用できる無料駐車場が用意されている。

また、有料席チケットがなくても、双葉町グルメや県内の日本酒、伝統花火体験ワークショップなどが楽しめるおもてなしエリアが用意される。

当日の開場は15時~、花火打ち上げは18時~。荒天の場合は中止となる。

チケットは、アソビュー!、チケットぴあ、FIREWORKS STORE、セブンイレブンマルチコピー機にて販売中だ。詳細は「双葉花火」公式サイトで確認を。

「福島から世界へ 花火が織りなす平和のシンフォニー『双葉花火』」で、復興への思いが込められた花火を鑑賞してみては。

双葉花火公式サイト:https://futaba-hanabi.jp

■東日本大震災・原子力災害伝承館
住所:福島県双葉郡双葉町大字中野字高田39

(山本えり)