本日は結婚式の招待状を受け取ったゲストのみなさまに向けて、招待状の返信をする際のマナーについてご紹介します。この記事では、返信ハガキのを郵送する時期や書き方のマナー、またお祝いの気持ちが伝わるメッセージの例文もお伝えします。この記事を読めば、招待状の返信に関するマナーは完璧ですよ!♡

みなさま、こんにちは。

DRESSY編集部です◎

本日は結婚式の招待状を受け取ったゲストのみなさまに向けて、招待状の返信をする際のマナーについてご紹介します。この記事では、返信ハガキのを郵送する時期や書き方のマナー、またお祝いの気持ちが伝わるメッセージの例文もお伝えします。

この記事を読めば、招待状の返信に関するマナーは完璧。社会人として知っておいて損はないので、この記事でしっかりと予習をしてくださいね!♡

結婚式の招待状を送る意味

結婚式の招待状は、挙式・披露宴の場所や日時を正確に知らせるための大切な案内状。なかにはわざわざ郵送しなくてもメールやLINEで連絡をしてくれたら良いのでは?と感じる方もいらっしゃるかと思います。

もちろん、最近ではメールやLINEを使用したオンライン招待状も徐々に普及してきているものの、会社関係者や目上の方の中には、結婚式の案内は郵送で送るべきだと考える方も意外と多いんですよ。

住所確認の意味もあります◎

unsplash,『DRESSY』より引用
(画像=unsplash,『DRESSY』より引用)

また結婚式の招待状にはゲストの出欠確認をはじめ、ゲストの住所などを再度確認する役割もあります。

なかには結婚式を挙げた翌年には、結婚式に参列してくださったゲストに対し、ご挨拶の意味も込めて年賀状を送るカップルもいます。近年では年賀状のやり取りも減少傾向ではあるものの、やはり年賀状が届くと心が温まるものです。

招待状を返信するのに適切なタイミング

unsplash,『DRESSY』より引用
(画像=unsplash,『DRESSY』より引用)

結婚式の招待状を受け取った際は、返信するタイミングに気を付けましょう。ここでは、結婚式に出席する場合と欠席する場合、それぞれのケースに分けて、返信するのに適切なタイミングをお伝えします◎

結婚式に出席する場合

招待を受けた結婚式に出席する場合、手元に招待状が届いてから2~3日以内には返信ハガキを送るようにしましょう。また遅くても1週間以内に返信をすることで、新郎新婦に祝福の気持ちが伝わります。

また近年では、結婚式の招待状が届く前に、口頭やLINEなどで結婚式の出席確認を受けている場合もあるかと思います。この場合、口頭やLINEで返信をしたから「返信ハガキは送らなくてもいいよね」ではなく、この場合も必ず返信ハガキを送る必要があります。新郎新婦のおふたりはこの返信ハガキを受け取ってはじめて、料理や引き出物の準備をスタートすることになりますので、出席の場合は早めに意向を伝えましょう。

結婚式に欠席する場合

やむ得ない事情があり、結婚式に欠席する場合はすぐに返信ハガキを送るのではなく、1週間程度の時間を置いてから返信をするようにしましょう。即答してしまうと、「そもそも誘わない方が良かったのかな?」など、新郎新婦のおふたりを不安な気持ちにさせてしまいます。

また、仕事の都合やご自身が妊娠しているなど、何か事情があり、すぐに出欠回答ができない場合は、早めに新郎新婦に連絡をし、いつまでに回答できるかを先に伝えておきましょう。なお、どうしても期日までに出欠の見通しが立たない場合は、欠席で返信するのが一般的です。

返信ハガキの書き方に関する基礎知識

結婚式における返信ハガキの書き方には慶事ならではのマナーがあります。ここでは、一人の大人として恥ずかしくない対応を取るために、知っておきたい基礎知識についてお伝えします。

基礎知識01:黒の筆記用具を使用

結婚式のような慶事には、文字を黒く太く書く方が縁起が良いと言われています。そのため、まず前提として黒以外の筆記用具を使用するのは御法度。その上で、黒の毛筆や万年筆を使用して返信ハガキの記入を行うのが正式なマナーではあるものの、黒であればボールペンを使用しても問題ありません。

しかし、鉛筆やシャープペンシル、消せるボールペンなど、書いた文字が消えるリスクのある筆記用具は例え黒であっても使用NG。マナー違反になるので気を付けましょう。

基礎知識02:宛名の「行」や「宛」を修正

一般的に返信ハガキの宛名には「行」や「宛」と印刷されていることがほとんどです。当たり前ですが、そのまま返信するのは失礼にあたりますので、印刷された各種文字を二重線で消し、新郎あるいは新婦のお名前の最後に「様」を付けます。

このとき、宛名が連名であれば、両方の名前に「様」を付けるのがマナーです。また、印刷された各種文字を二重線で消す際は、定規を使って丁寧に消すことを覚えておいてくださいね。

基礎知識03:裏面の「御(芳)」を消す

また返信ハガキの裏面には、出席・欠席の文字の前に「御(芳)」と印刷されています。出席・欠席問わず、この文字を二重線で消した上で、出席あるいは欠席にまるを付けます。また出席する場合は、出席のあとに「させていただきます」と追記すると非常に丁寧な印象を与えますよ。

結婚式の招待状を夫婦宛に連名でいただいたものの、どちらかしか出席できない場合は、出席する人のみ名前を書きます。このとき、メッセージ欄には「あいにく妻(夫)は所用のため、夫(妻)のみ出席させていただきます」と記入するようにしましょう。