――ええっ!それはかなり奇跡的なことでは?

運命の糸
イメージです(以下同じ)
Keiko:当時はまだ名刺をつくっていなくて、出版社の方から「名刺代わりにこの本を持ち歩いてください」と言われていたので手元にあったんです(笑)。

アン ミカ:「名刺代わりに」と、本を渡された時は、私と同じものを読んでいる人なのかな?と思ったんですよ。それがまさか、作者って(笑)!

――ちなみに、アン ミカさんはどのくらいのレベルの愛読者だったのですか?

アン ミカ:毎朝その本を読んでから、一日をスタートさせていたレベルですよ…日々影響を受けている人が、ちょうど目の前にいたって信じられます?たまたまマナー教室をご一緒した人が、自分のバイブルを書いている人だなんて…。超ミーハーな心を6分目くらいに抑えて、ご挨拶をさせていただきました(笑)

◆アン ミカさんを見て「ビルの垂れ幕のモデルさんだ!」

――愛読書の著者ということを抜きにしたKeikoさんの第一印象は?

アン ミカ:授業の中でヨガのような感じで体を柔らかく保つレッスンがあったのですが、Keikoさんは軟体動物か?!ってくらい柔らかったのが印象的でした。スタイル抜群でムダなものがない、カッコいいお姉さんだなって思いながら見ていました。

――では、Keikoさんからのアン ミカさんへの第一印象は?

Keiko:やたらキレイでスタイルのいい人だなと思っていました。私の家にはテレビがないので、ミカちゃんがタレントだとは知らなかったんです。これだけのプロポーションと、これだけのオーラだからモデルさんなんだろうとは思ってはいましたが。

花束
――「ミカちゃん」って呼ばれているんですね。本当に仲良しなのが伝わってきます(笑)。芸能人という感覚ナシで始まったお付き合いなのですね。

Keiko:でも、すぐにふと思い出したんですよ。私は過去に神戸に住んでいたことがあるのですが、ちょうど大阪にオープンしたばかりのファッションビルがあって、そこに立ち寄った際、そのビルの天井から3メートルはあろうかっていうくらいの巨大な垂れ幕が下がっていて。その垂れ幕が、ミカちゃんのドアップ写真だったんです。なので、「あ、あの垂れ幕もモデルさんだ!って(笑)」