◆「私ってずれてる」と自覚するところからスタート

図などを示しながら説明して、お化粧、スキンケア、髪の毛のセット等には理解をしていただけました。

ユイさんに限らず、美意識が低いと、肌のテカリとつやの違いや、ガチ素肌と素肌っぽいナチュラルメイクの違いを認識できなかったりします。

今の時代の“おブスさん”は割と、ファンデーションをしっかり塗っている人が多いので、自分ではきちんとやっているつもりになりやすいです。そのファンデーションが高いものだとなおさら、メイクが下手だと自覚できないのです。

後日メイクを習ったユイさんに、こんな感想をいただきました。

髪の毛を撫でる女性
「楽しいけど難しいです。ファンデーションって今までの半分の量でいいんだって分かりました。塗りすぎてたんですね。量を減らした方が崩れなくて、テカりにくくなりました。会社でも顔色良くなったと言われて……今まではちゃんとしているつもりだけどズレてたんですね。お化粧もちゃんとできていないのに、男性にいろんな女性と見比べられていることが自覚できていなかったと思う」