地域活性化の支援事業や商品開発支援を全国で行う元気移人研究所は、世界有数のスノーリゾート・白馬のコーヒー店から出た“コーヒーかす”を活用した入浴剤「HAKUBA COFFEE STANDの湯」の先行予約販売を、クラウドファンディングサイトMakuakeにて8月28日(水)より開始した。

商品開発などを通じて地域活性化を支援

元気移人研究所は、商品開発などを通じて地方を盛り上げるプロジェクトを手がけている。代表の畑野氏は、IT企業、情報セキュリティコンサルティング会社、ISO認証機関で活躍したのち、大手監査法人系コンサルティング会社勤務。日本全国のさまざまな地域に監査・審査業務として訪問した経験を活かして、2019年から山口県への地域活性化事業をきっかけとして元気移人研究所を設立。2021年から地域事業を法人化し、地域活性化を支援している。

観光地で大量に廃棄されるコーヒーかすを活用


元気移人研究所は、畑野氏が訪れた際に惚れ込んだ長野県・白馬でも、地域活性に取り組んできた。白馬エリアは日本有数のリゾート地で、スノーリゾートとして冬は特に観光客数が多く、外国人観光客も多く訪れる。


コーヒーにこだわった独立系カフェが多くある地域としても知られているおり、ゴミとして出る「コーヒーかす」の量がとても多い。


JR白馬駅前にあるコーヒー店「HAKUBA COFFEE STAND(ハクバコーヒースタンド)」では、1〜3月のウィンターシーズンだけで約3,000杯のコーヒーが売れ、そのかすの量は約70kgにもなる。白馬のコーヒー店は高級豆を使っているところも多く、抽出したあとも十分に香り高く、上質なコーヒーの油分も残っている。

元気移人研究所は、これを捨ててしまうのはもったいないという話を聞き、以前より企画開発・販売を手がけていた「入浴剤」と結びつけるプロジェクトをスタートさせた。

高級珈琲豆の豊かな香りに包まれる入浴剤