ニュースやSNSで一人暮らしに関する事件を聞いても、心のどこかで「自分は大丈夫だろう」と思っていませんか? 被害は、いつどこで襲ってくるかわかりません。

防犯対策を軽んじたことで体験してしまったことを、fumumu取材班が聞いてきました。

①ゴミ出しで鍵を…

「大学の友達が、ゴミ出しのときに鍵を毎回鍵をかけていなかったんです。危ないからと注意しても、『平気だって~』と取り合ってくれなくて…。

ある日ゴミを出して部屋に帰ったら、まさに友達の部屋の前で、扉に手をかけている人がいたらしくて。友達は怖すぎて声をかけられず、そのまま最寄りの交番に逃げ込んだらしいです。

警察が部屋に行ったときには誰もいなくて、盗られたものもなかったらしいんですけど…。部屋に入られたのかもハッキリしなくて、逆に恐怖だったと言っていました。友達はすぐに引っ越して、それ以来少しの外出でも必ず鍵をかけているそうです」(20代・女性)

②確認せずにドアを…

「ずっと田舎暮らしだったので、インターホンが鳴ったらそのまま扉を開けることが癖になっていたんです。今は、そんな危ないこと絶対にできないですけど…。その日もインターホンが鳴って、はーいと玄関を開けたら、やさしげな女性の二人組が立っていて。

なにかと思ったら、そこから2時間くらい、宗教の勧誘をされました。玄関にまで入られてしまって、なかなか帰ってくれなくて…。なにかされるのではないかと、ものすごく怖かったです。

もしもっと危ない人なら、部屋に押し入られていたかもしれないですよね。知らない人の訪問は、それ以来扉越しにするようにしています。要件を言わずに扉を開けさせようとしてくるなら、警察に連絡していいと思います」(20代・女性)