グレープヴァインが、社会貢献型ホテル「HOTEL ECCLESIA」併設の、京都二条にあるシングルマザーシェアハウス運用資金獲得のため、クラウドファンディングサイト・READYFORにてプロジェクトを実施中だ。
シングルマザーシェアハウスの改装費の支援を募集
今回のプロジェクトは、昨今の行政や公的機関からの支援を受けにくいシングルマザーとその子どもたちの社会的孤立という課題を踏まえ、彼女らが安心して共に支え合えるシェアハウスの設立を目指しスタート。その課題を解決する一つ手段として、宿泊代金の一部を寄付として、併設されたシェアハウスに還元するという仕組みをつくり「社会貢献型ホテル」を開業することとなった。
同プロジェクトでは、シングルマザー支援活動を継続させるために、これまでにかかった「シングルマザーシェアハウスの改装費」を支援してもらうべく、50万円の達成を目指している。
リターン・特典をチェック
今回のプロジェクトでは、リターン・特典として、感謝のメールが届く「シングルマザー支援コース」、割引クーポンが配布される「宿泊応援コース」、代表との会食やホテル見学が含まれる「<企業・団体様向け>活動見学コース」を用意。
「宿泊応援コース」では、寄付金額に応じて、10%・20%・30%の割引クーポンが配布される。クーポンは、全部屋タイプ利用可能。1部屋5名までで、予約状況次第で何部屋でも予約することができる。
各リターンの詳細は、プロジェクトページをチェックしよう。
グレープヴァインの代表取締役・後宮嗣氏
今回のプロジェクトを企画したグレープヴァインの代表取締役は、後宮嗣(うしろくつぐ)氏。日本キリスト教団世光教会(京都市)の牧師でもある。
北海道千歳市出身の後宮嗣氏は、明治学院大学卒業後、東京の商社(東証一部上場)で10年間、商社マンとして勤務。2020年に同志社大学大学院神学研究科に進学し、教会という宗教的枠組みを超えて、牧師として持続可能な社会に貢献したいと、大学院在籍中に起業した。