10月1日(火)、富山県射水市にて、国指定重要無形民俗文化財である「新湊曳山まつり」を開催!それに合わせ、8月28日(水)より、富山県の祭りを盛り上げる取り組み第4弾として、曳山を食事とともに特別な展望から近くで楽しむことができる、「新湊曳山まつり 特別観覧プラン」の発売がスタートした。

国指定重要無形民俗文化財「新湊曳山まつり」



国指定重要無形民俗文化財である「新湊曳山まつり」は、観光庁の補助事業として採択された“富山県の「祭りで富山を元気に!」歴史ある伝統的な祭りを未来につなげるプロジェクト事業”の対象の一つ。曳山は県内最多の13基を誇り、昼は「花山」、夜は「提灯山」にしつらえて町中を曳き廻す姿は絢爛豪華だ。

最も古い古新町の曳山は、慶安3年(1650年)の創始となっており、13基の曳山が順列を連ね、「イヤサー、イヤサー」の独特の掛け声とともに狭い街角を急曲がりするときの勇壮さが格好の見どころとなっている。

同事業は、「新湊曳山まつり」をはじめ、6月に開催された、小矢部市の「津沢夜高あんどん祭」、8月に魚津市で開催された「たてもん祭り」、9月に富山市八尾町で開催される「越中八尾おわら風の盆」の4件の祭りと獅子舞が対象。

祭りの喫緊の課題である人手不足や資金不足を解消し、祭りの伝統や文化を継承できるよう、それぞれの自治体や祭りの特性に合わせて収益化できる仕組みを構築することで、今後も長きにわたり祭りが開催していける循環モデルを作っていくことを目的としている。

4つの特別観覧プラン

今回発売された「新湊曳山まつり 特別観覧プラン」では、4つのプランを用意。

展望パーゴラの特別観覧席からの景観

特別観覧席イメージ

「新湊曳山まつり 全部満喫プラン」30,000円(税込)/2名は、全13基の曳山が勢揃いするポイントである「クロスベイ新湊」の展望パーゴラに設置される特別観覧席(テーブル席)。