『アビゲイル』© 2024 Universal Studios
映画『アビゲイル』より特別映像が到着。本作で“踊る吸血鬼”を演じた天才子役アリーシャ・ウィアーのトレーニングに迫る内容となっている。
サディスティックな“踊る吸血鬼”を演じた天才子役
最新ホラー映画『アビゲイル』が9月13日(金)より日本公開となる。
本作のタイトルにもなっている<アビゲイル>は、バレエを踊る天使のような12歳の少女から、サディスティックな吸血鬼(ヴァンパイア)へと恐ろしい変貌を遂げるという斬新なキャラクター。この難役を見事に演じ切ったのは、天才ミュージカル子役と名高いアリーシャ・ウィアーだ。
ウィアーが一躍脚光を浴びたきっかけはNetflix映画『マチルダ ザ・ミュージカル』(22年)。ロアルド・ダール(「チャーリーとチョコレート工場の秘密」)原作の名作児童文学をミュージカル映画化した同作において、彼女は見事オーディションに勝ち抜き主人公マチルダを熱演してみせた。
そんなウィアーは今回の『アビゲイル』でも計4回のオーディションを経て主演を勝ち取ったという。プロデューサーのウィリアム・シェラックは彼女について「才能にあふれていてプロ意識が高く、熱心でありながら子どもなんだ。まさに神の采配だよ」と絶賛。アビゲイルにふさわしい天才子役に出会えたことを喜んでいる。
彼女の才能とストイックなトレーニングに迫る特別映像が解禁
この度解禁となった特別映像では、ウィアーが初挑戦であるバレエに真摯に取り組み“踊る吸血鬼”に変貌していく姿が映し出されている。
アビゲイルの優雅な動きや、彼女がオープニングで踊るチャイコフスキーのバレエ作品「白鳥の湖」の舞いを指導した振付師は、『ヴァチカンのエクソシスト』(23年)、『最後の決闘裁判』(21年)などで活躍するベリンダ・マーフィ。彼女もウィアーの才能には感服し、「アリーシャには才能がある」とポテンシャルの高さとレッスンへの姿勢を評価。監督のマット・ベティネッリ=オルピンも「ポワントは無理と聞いていたけど、撮影の頃になると彼女は完璧だった」と感嘆している。
<ポワント>は“つま先立ちの姿勢”を指し、大半のバレエダンサーは挑戦するまで最低2年以上の訓練が必要になるという難技だが、ウィアーはわずか8週間でポワントを習得してしまった。マーフィは「彼女は仕事に対してすごく熱心で、必要な準備もしっかりやっていたわ。決意が固いうえに天性の才能も持っていて、驚くほど速く技術を習得していった。」と改めて賞賛している。