前週の予告の段階で「#水曜日のダウンタウンの放送中止を求めます」というハッシュタグが作られるなど、かなり反発が強かったようだ。

 その一方で「コロナ対策そのものをバカにしていたわけではない」「過剰な対策でも従わざるを得なかった当時の空気を皮肉っていて秀逸な企画だった」「県を跨いでの移動禁止とか、食事中の面白マスクとか、ソーシャルディスタンスとか、今ほとんど誰もやってない過剰対策を笑いにしていただけ」などと擁護する意見もあり、賛否両論となっている。

 新型コロナは全国的に感染の拡大傾向が見え始め「第11波」に入ったとの見方があり、どうしてもセンシティブな話題になってしまう。そこに笑いで切り込んだという意味では、よくも悪くも『水曜日のダウンタウン』のエッジの利き方が際立った企画だったといえそうだ。