1文字目の「蕃」は、「ばん、はん、しげる」と読む漢字で、「草が生い茂っている」様を表すものです。
2文字目は「胡椒(こしょう)」の「椒」の字。
そのまま「ばんしょう」でも合っていますが、もっと分かりやすい誰もが知っている読み方があります。
さあ、この「蕃椒」、あなたは読めますか?
「蕃椒」の読み方のヒントはコレ!
辛い調味料といえばコレ!
「鷹の爪」ともいいます。
「蕃椒」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「とうがらし」です!
「とうがらし」といえば、一般的には「唐辛子」と書きますよね。
そもそも「唐辛子」とは、ある植物に実る種子のことを指しますが、その植物こそが「蕃椒(ばんしょう)」です。
もともと、「唐辛子」は「中国(唐の時代)から伝わった辛い種子」なので「唐辛子」と書き、そのまま「とうがらし」と読むようになりました。
でも、種子の方ばかりがピックアップされていて、本体である植物の名前はあまり馴染みがありませんね。
「蕃椒(ばんしょう)」とは、ナス科のトウガラシ属の多年草であり、メキシコ原産の植物です。この植物本体の「蕃椒(ばんしょう)」も、種子の取引を通じていつしか「蕃椒(とうがらし)」と読むようになったそうですよ!
最後の難読漢字は「満天星」!
これは小学生でも読める、「まんてんぼし」。
都会の夜空では見ることができなくなってしまった今日この頃、田舎の空気が澄んだ場所では現在でも夜空いっぱいの星を見ることができると思います。
そんな「満点星」ですが、実は星の名前以外にも違う読み方があるのをご存じですか?
夜空いっぱいに広がった星をイメージしてしまう今回の難読漢字、かなり難しいのでヒントを参考に頑張ってみてください!