御前崎市の下村勝市長は、「本年2月16日に株式会社キャタラー様と御前崎市の間で、地方創生包括連携協定を締結させていただき、本協定の取組のひとつであります環境保全活動の実施にあたり、この度海洋ごみ問題の解決に向けコンテナボックスを御寄贈いただくこととなりました。(中略)この寄贈は、ボランティアの皆さまが、日々の努力で集めてくださる海洋ゴミを適切に処理する環境を整え、美しい海岸線を保護し、持続可能な街づくりを進めるうえで非常に重要な一歩であります。自然環境を守り、次世代に誇れる美しい海を引継いでいくために、地域の皆様と一緒にこれからも努めてまいります」と語っている。

キャタラーはについて

キャタラーは、グローバルで9つの生産拠点、2つの研究開発拠点、3つのオフィスを構える、自動車用触媒国内トップシェアの化学メーカー。グローバルでみると、自動車生産台数が右肩上がりで好調な自動車業界ではあるが、将来を見据えた時に「CO2排出量の削減=燃費規制の加速」が大きな壁になるという。

50年以上、世界中の排出ガス規制をクリアしてきたキャタラーが次に挑むのは、ゼロエミッション。環境を意識した、最新の排出ガス浄化触媒をはじめ、電気自動車・燃料電池車など、次世代車の実用化に貢献するための先進的な技術で環境と社会に貢献する企業として、100周年を迎えるときにも「町一番」の企業であることを目指し、品格・気品・上品といった『品』のある経営を全員参加で取り組むことで、経営の『質』を高め、成長し続けていくとのことだ。

またキャタラーは、「経営理念」に基づき、キャタラーグループサステナビリティ指針を定めており、グローバル企業として、各国・各地域でのあらゆる事業活動を通じて、社会・地球の調和のとれた持続可能な発展に率先して貢献するよう取り組んでいく。

キャタラーのサステナビリティについては、HPにて確認を。

御前崎市や御前崎ロングビーチを訪れた際は、広沢駐車場に設置されている、海洋ごみ専用の収集ボックスの活用に協力しよう。