◆いつも焦りや不足感を抱いている女性は、魅力的に映らない

悩む女性
私「それは正直、ひと昔前の考え方です。彩香さんのお母さん世代は、そういう考えの方が多かったかもしれませんが。

 別に専業主婦がダメというわけではありません。ただ、最初から男性に経済的に寄りかかるつもりで『クレクレ精神』では、そういったハイスペ男性には選ばれません。

 そもそもそんなにも今の自分に不足感を抱いているのはどうしてでしょうか? そこまでして自分磨きをしないといけないと思っているセルフイメージというのは、男性から見て焦りや欠乏感を抱いて、魅力的な女性だとは感じられないかも」

 彩夏さんは厳しいことを言われてショックを受けている様子でしたが、私に次のことを話してくれました。

彩香さん「ハイスペの男性と結婚できれば、自分の貧乏コンプレックスを克服できると思っていたんです。お金がない私では、不幸せっていう不足感があって。でも、自分でどうにかしようって、これっぽっちも思っていませんでした。ずっとハイスペ男性に頼ることばっかり考えてました。

 これからは身の丈にあった自分磨きをして、焦りや欠乏感のない自分になりたいです。また、相手の収入を狙うのではなく、自分の収入を上げるという視点でお仕事に向き合うことをしてみます」