◆団地はお部屋づくりがしやすい
4畳半の一室は、もなみんさんの写真家としてのアトリエです。
「リビングは赤ちゃんが広々とハイハイしたり遊んだりできる場所にしたかったので、大人用の本や触られたくないような機材はこちらの部屋にまとめました。
プリンターを置いている小さなテーブル(salut!)は実家を出た時に初めて購入したものです。初めて住んだ狭い家に合わせて買ったのですごく小さいんですけど、何かに使えるかも? と思って持ってきました。いろいろと試してみて、以前は観葉植物を飾るときに段差を出すために使ったりしたのですが、今はプリンターの台に落ち着いています(笑)」
団地で暮らし始めてみて、お部屋づくりのしやすさを感じていると言います。
「団地は間取りが整っているところが多いと思います。変なところに柱があったり部屋の形が歪だったりしなくて、部屋が綺麗な四角なので家具などが配置しやすいんです」
お部屋づくりでもっとも大切にしていることは「ホッとできる空間」だといいます。
「家は落ち着ける空間にしたいですね。きれい好きというより、散らかっていると一息つく気持ちになれないのでなるべくスッキリとさせたいなと思っています」
<取材・文/都田ミツコ>
【都田ミツコ】
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。