◆彼の転勤がきっかけで遠距離恋愛となり破局
ところが、交際から1年半後、2人に別れの危機が。由伸さんが遠方に転勤となり、遠距離恋愛になったことから会う頻度が減り、溝が生まれてしまったのです。
「彼は、もともと独占欲が強いタイプ。離れていることを不安に思ったのか、しょっちゅう『浮気してない?』と聞かれてうんざりしました。電話の回数が増えたのも、自由な時間を奪われているような気がして嫌でした」
信頼してもらえず、がんじがらめの日々を送ることに嫌気がさした恵梨佳さんは別れを決意。ある夜、由伸さんに電話し、「もう終わりにしたい」と告げました。
すると、由伸さんは電話の向こうで号泣。「別れるくらいなら、今すぐ会社を辞める」と言い出しました。そんなことはやめてほしいと恵梨佳さんが伝えると、「なら、恵梨佳が仕事を辞めてこっちにきてよ」と懇願。その身勝手なお願いに嫌悪感を覚えたため、恵梨佳さんは「何を言われても別れると決めたから」と宣言し、電話を切りました。
「そしたら、その後、メッセージが来たんです。さっきは熱くなってごめん。君の意見を尊重します。今までありがとう、って。後日、渡したいものがあるから郵送するとも言われました」