婚活コンサルタントの田中亜依です。近年日本でも注目されている「卵子凍結」。先日も「3時のヒロイン」の福田麻貴さんが、卵子凍結していることを打ち明けて話題になりました。今回は、私自身の不妊治療の経験談を踏まえて、「婚活と妊娠についての考え方」についてお話ししたいと思います。

◆37歳の時、妊娠6周目で稽留流産に

37歳の時、妊娠6周目で稽留流産に
写真はイメージです。(以下同じ)
 世の中には、子どもを産みたくても妊娠できない人もいます。原因はさまざまですが、私の場合は、妊娠はできても育たない「不育症」の可能性があることがわかりました。

 私が初めて妊娠した時の話ですが、妊娠に気づいた時からつわりに悩まされていました。しかし、6週目を迎えた時に、今まであったつわりがピタッと止まりました。おかしいと思い、すぐに産婦人科に行って診察を受けたところ、大学病院での精密検査を勧められました。その日のうちに大学病院に行き、診断されたのが「稽留(けいりゅう)流産」です。簡単に説明すると、お腹の中で既に赤ちゃんが亡くなってしまっている状態です。