実際、すでにSNS上では「台風接近のタイミングでのマラソンはもう無理だと思う。批判の的になるのは明白」「やす子さんに無理させてほしくない。台風が来たら撮影や警備のスタッフも身の危険がある」「マラソンだけでなく24時間テレビそのものをやめて、台風情報の特番にしたほうがいい」といった中止論が噴出している。

 問題はチャリティーマラソンにとどまらず、全国の募金会場に視聴者が足を運ぶことについても「自粛」を呼びかけなければいけない可能性がある。また、業界内でも「放送日と台風の日本縦断が重なった時点で例年のような放送はできないだろう」との声が上がり始めているようだ。

 昨年発覚した寄付金の横領問題があっても「放送強行」にこぎ着けた『24時間テレビ』だが、まさか放送日と「最強クラス台風」がぶつかるとは誰も想像しなかっただろう。チャリティーマラソンをどうするのか、放送内容はどうなるのか。さまざまな意味で日テレの判断と対応に注目が集まりそうだ。