「願い足」は、足祭り限定の「足の願いとお守りのある」縁起物。両足の間を割り、片方に願い事を書いて奉納し、もう片方を持ち帰り玄関などに飾ると、足の神様に一年間守ってもらえる。大きさは2種類ある。


日本でここでしかない「足のおみくじ」は、足にまつわる格言で自身の足を占ってくれる。初穂料は300円。


「足守/藍色」は、足の神様の神徳により、スポーツに励んでいる人をはじめ、ウォーキングや旅行など、日頃アクティブに過ごしている人の足を守護するお守り。「服部足祭り」と同時開催の「飛脚まらそん」の初開催を記念して、飛脚が長距離を走る際に耐久性が高いことから重宝されたとされる藍染めの布色をモチーフにした「足守」を足祭り限定で授与する。藍色は伝統的な日本の色であり、信頼感や誠実さを感じさせる色。靴ひもなどに通し、それぞれの願いを込めて結びつける。


そのほか、参拝者の健康を願い、大切な足の部位を書いた足祭り限定の「足うちわ」も授与される。

願いを届ける「下駄回廊」


日本では古くより、神様に願い事を叶えてもらうため、下駄のカランコロンと鳴り響く音が大切にされてきた。「服部足祭り」では、約340個の下駄が彩る「下駄回廊」と、全長2mの特大下駄が参拝者を迎える。


下駄に吊るされた短冊に書いた願いごとは、「足の神様」へと届けられる。

ひとを想い走る「飛脚まらそん」


「服部天神宮」には、かつて多くの飛脚が参拝しに訪れていた。飛脚は、モノや情報を運ぶ存在であったと共に「人の心を繋ぐ存在」として欠かせない人たちだった。「飛脚まらそん」は、“時間を競う“のではなく“ひとを想い走る“という、飛脚たちが大切にしてきた想いを受け継いで開催される。


「第2回 服部足祭り」を訪れて、足の神様のもと、健康、健脚、美脚に関する体験や催しを楽しんでみては。

服部足祭り:https://www.footfes.com
飛脚まらそん:https://running-event.jp/hikyaku.hattori-miles/hikyaku