【「女の勘」が当たる理由④】見知らぬ持ち物にすぐ気付く
松任谷由美の往年の名曲の歌詞ではないですが、恋愛中のカレの部屋のどこかに浮気相手や不倫相手の持ち物がさりげなく置いてあった時にピンと気付くのはやはり女性ならではの「女の勘」のなせるワザ。
それがあからさまにアクセであったり、コスメであったり、あるいは下着や着替えといった女性の使うものでなくても、一人暮らしのカレの部屋に「女の勘」から見ればどう見ても腑に落ちない芳香剤入りの柔軟剤があったり、普段ほこりだらけの棚やカビの目立つ水回りのすみずみまで掃除した形跡があったり、と「ん?」と思うところがあればすぐ分かるのが「女の勘」というもの。
逆に言えば汚部屋に住んでいる、という女子でもない限り、いくら自分に無断で置いていったとしてもカレ以外の男性のモノが部屋のどこかにあれば普通気付いてさっさと片付ける人が大多数。
そういう意味ではカレの部屋にそうした「痕跡」を残していくのは不倫相手や浮気相手の「宣戦布告」のようなもの。男性自身はまったく気付いていなくても女同士の戦いはこうしたところでも繰り広げられるものです。
【「女の勘」が当たる理由⑤】辻褄が合わない話にピンと来る
遠距離恋愛中のカレやパートナー、あるいは同棲中のカレが「仕事」や「出張」を言い訳に不倫相手や浮気相手とのデートや旅行に出かけていた、という裏切り行為のエピソードもよくある話ですが、それを見抜くきっかけもやはり「女の勘」が多いよう。
わざとらしいお土産の数々などで気付くこともありますが、最近聞かれるのが旅先で撮られた全く他の人の写真にカレと浮気相手が映り込んでいたというパターン。日本人同士であれば、自分以外の人の顔にスタンプなどでプライバシー配慮をすることが多く気付きにくいですが、外国人観光客の場合はそのままインスタやツイッターにあげていることが多いので発覚しやすいそう。
中にはぽろっともらした旅先の料理店の名前で検索をかけて見つけた写真に写りこんでいた腕時計で気付いた!というサスペンス顔負けの話も。
【「女の勘」が当たる理由⑥】「妊娠」と言う言葉に過剰反応
友人同士の間でも自分が道ならぬ恋、いわゆる不倫の恋愛をしている、と言う場合はなかなか打ち明けにくいもの。隠す意図はなくても何となく言葉を濁したりしてしまいがちです。
そういう場合、周囲の女友達の多くは一見だまされたフリをしてくれているだけで、実はこちらの恋愛事情は鋭い「女の勘」ですっかりお見通し、ということもよくあること。
不倫の末のできちゃった略奪婚がバレたような時にも、非難することはあっても思ったより驚かない女友達が多いのもそのため。妊娠の末のデキ婚などの時はいっそ早めに打ち明けて味方になってもらうほうが得策の場合も。
【「女の勘」が当たる理由⑦】不倫に酔ってボロを出す
単なる恋愛ではなくそれが不倫、と位置づけられる関係を持った男性の中には、その「背徳感」にうっとりしてしまうタイプも少なからずいます。気分は一昔前の韓流ドラマの主人公タイプのこうした男性の場合は、「女の勘」が鋭い、鋭くないに関わらず、むしろ相手が無意識的に「気付いて欲しい」オーラがダダ漏れなことが多いケースがほとんど。
別れるまではいかないけれど懲らしめてやりたい、と思うなら相手が妊娠するとかといった事態にならないうちはいっそ気付かないフリをずーっと貫き通してあげるのも1つの「お仕置き」。
なぜならこの手のタイプは「障害がないと燃えない」タイプなので、「ぬるま湯」状態の不倫は楽しくないのです。
【「女の勘」が当たる理由⑧】女の敵は女! 手の内がわかる
自分が本命であってもセカンドであっても、意中の男性を巡っての争いとなったらあの手この手を繰り出すのが女同士の戦いの怖いところ。
女の敵は女、とはよく言ったもので、相手の手の内が見えれば見える分だけそれの意味するところがわかってしまうのが「女の勘」。こういう時はいかに相手の上を行くかが勝負の分かれ目。
ただし妊娠してもいないのに「できちゃった」などという後々自分のくびを締めるような嘘やでまかせは辞めておいた方が無難。相手のほうが勘のがより鋭いタイプの場合は、そんな底の浅い作戦は通用しないどころか「嘘つき」よばわりされて彼や周囲全体からの信頼を失います。
【「女の勘」が当たる理由⑨】男の変化の裏に女あり
家の中のほかの女の気配にも鋭い「女の勘」ですが、持ち物や行動でもその勘はいかんなく発揮されることが多いもの。スーツや普段のカジュアルウエアはもちろんのこと、意外と男は無頓着で女が気付きやすいのが小物類。
特に身の回りに構う、というわけでもない男性が急にさりげなくオシャレな財布やスマホケース、名刺入れなどを持ち始めたら当然のこと、デートでも今まで開拓したこともないようなエリアのお店に詳しくなっていたりしたら「女の影」をそこに見出すのが「女の勘」です。
【「女の勘」が当たる理由⑩】腹の探り合いはお手の物
まだ両想い状態にまで至っていない意中のカレがいる場合にも発揮されるのが「女の勘」。特に仲良しグループの中にお目当ての男性がいる場合には、周りの女子の中で、誰が自分のライバルかを見抜く鋭い慧眼もやはり「女の勘」の範疇です。
それがあからさまに自分も恋のさや当てに参戦する! といった態度ではなく、ひそかに虎視眈々と狙っている潜在的なライバルであっても視線や素振り、言葉など「コレ!」と指摘できる何かがなくても雰囲気で判る女同士の腹の探りあいはまさに「女の勘」の真骨頂かも。