福井県鯖江市に本社を構える冨士経編(ふじたてあみ)は、シニア向けケアウェアブランド「millevies」シリーズより、睡眠着「トロネム toronemu by millevies」を、9月1日(日)に同社WEBサイトで発売する。

デザインと生地の工夫で安眠へ導く

「トロネム toronemu by millevies」16,500円(税込)は、“睡眠の量を確保し、さらに睡眠の質を向上して、シニア世代の生活を笑顔にしたい”という願いから「睡眠健幸」をキーワードに生まれた睡眠着。デザインと生地の両方の視点から「気持ちよく過ごし、ぐっすり眠る」ための工夫が盛り込まれている。


縫い目が肌に当たらない工夫で、ちくちくごろごろしないことや、


脇や背中に縫い目が少なく、床ずれの心配や寝姿勢での負担を軽減できること、


ひと回り大きなボタンで、脱ぎ着しやすい仕様、


おむつを履いてもゆったりとした着心地や、ウエストゴムはサイドのみで苦しくない設計といった工夫がみられる。


生地は、独自開発した、なめらかでしっとりとした肌触りで心地よい眠りに導くニット素材を採用。福井大学医学部看護学科の四谷淳子教授協力のもと、施設での着用テストを行い、気持ちいいと感じる素材づくりに取り組んだ。

同商品は、メンズとレディース、それぞれS・M・Lの3サイズで展開する。



メンズのカラーは、ブラウンとネイビー、



レディースのカラーは、グリーンとネイビーだ。

開発背景と今後の展開

今年度から始まった、厚生労働省の「健康日本21第三次」において、「睡眠」が重点課題に掲げられ、目標となる睡眠時間が定められた。

日本人は“眠らない国民”として世界的に有名。生命維持の礎となる睡眠の不足は急務の課題であり、健康課題である健康寿命の延伸を実現するうえで、睡眠量の確保+睡眠の質の改善に対する介入は欠かせないものになっている。

冨士経編は、「睡眠健幸」をキーワードに、眠りのウェルビーイングの実現を目指し、社会的な普及啓発とそれを実現する商品開発を推進するプロジェクトを行っている。