聴覚ケアグループ・デマントにおける補聴器の旗艦ブランド、オーティコン補聴器は、「オーティコン みみともコンサート2024」を11月4日(月・振休)に、あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホールにて開催する。

約10年ぶり2回目の大阪開催

「オーティコン みみともコンサート2024」は、「子どもから大人まで、難聴者と健聴者が共に最上の音楽を楽しむ」という趣旨のもと、補聴器メーカーであるオーティコンが2014年よりCSR活動の一環として開催している。毎年東京(コロナ渦にはオンライン)で開催し、通算で11回行ってきた。

聞こえに悩みを抱えるより多くの人に素晴らしい音楽を届けるべく、今回は大阪で開催することになった。大阪での開催は、2015年以来約10年ぶりで今回が2回目となる。

難聴者も気兼ねなくコンサートを楽しんで

最近の補聴器はハウリング抑制機能が向上し、以前よりハウリングの発生は少なくなってきているものの、補聴器は構造上音の入り口と出口が非常に近く、本来ハウリングが起こりやすいとされている。

コンサート会場によっては、開演前に補聴器装用者に向けたアナウンスを流したり、コンサート中にハウリングが発生することがないよう、ホームページ上で注意喚起したりする場合がある。装用者によってはこれらがプレッシャーとなり、クラシックコンサートから足が遠のいている人も多いという。

みみともコンサート2024では、難聴者も気兼ねなくコンサートを楽しんでもらうことを重視しており、このようなアナウンスは行われない。もしハウリングが起こっても周囲も温かく見守ってくれる。

また、難聴者への情報保障として、テレコイル対応の補聴器に直接音をとばせるヒアリングループシステムや、話者のスピーチを要約してモニターに字幕表示を行う、要約筆記システムを会場内に設置。さらに筆談対応可能なスタッフも配置している。

出演者紹介