そんな平手の復活について、厳しい見方をするのはベテランの芸能記者だ。
「欅坂46時代の平手は陰のあるキャラクターや“不動のセンター”だったカリスマ性から『山口百恵の再来』ともてはやされました。しかし、最近では話題を呼んだ1月期のドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)にて、河合優実が“令和の山口百恵”として一躍、大ブレイクし平手を上書きしました。また、2022年の『NHK紅白歌合戦』に落選した櫻坂46ですが、人気はV字回復。今では欅坂46時代を超える勢いとなっていることで、平手のカリスマ性も薄まった印象です」
今後は俳優ではなく、アーティスト活動がメインとなる可能性もありそうだが、そちらも不安は尽きない。
「平手はキレのある前衛的なコンテンポラリーダンスが注目を浴びることはありましたが、歌手としての需要は未知数。ネット上でも『平手×Adoですごいのが生まれそうな予感』という期待の声が上がる一方で、『Adoちゃんのライブに平手さんが出てきたらその瞬間に帰る』といったアレルギー反応も見られます」(前出・芸能記者)
平手が「僕は嫌だ!」と駄々をこねて、芸能界の居場所をなくすことにならなければいいが……。