今年は9月以降も、全国的に例年より高温となる予報が出ており、引き続き熱中症対策が求められます。

そうしたなか、警視庁警備部災害対策課の公式X(旧・ツイッター)が、携帯型扇風機の使いかたについて注意を呼びかけました。

■携帯型扇風機で熱中症対策するには…

28日、「夏の街でよく見る携帯型扇風機。気軽に外で使える反面、使いかたに注意しないと熱中症を招く恐れが」と切り出した同アカウント。

この理由について「人は汗が蒸発する際の気化熱で体温調整していますが、熱い外気の風を当て続けていると、汗が熱を調節する前に乾いてしまい、体温が下げられなくなってしまうとのこと」と説明しています。

熱中症を防ぐためには「濡れタオルとの併用が効果的です」とも呼びかけました。

■「盲点」だったと驚く声も

全国的に記録的な猛暑となり、今年になって初めて携帯型扇風機を購入し、使っているという人も少なくないはず。

この投稿には「濡れタオルとの併用は目から鱗だわ」「これは盲点だね」と驚く声が。

なかには、「外での携帯型扇風機はドライヤーを持ってるようなもんだ、って聞いたことがあります」とつぶやくユーザーも見受けられました。