■「託ける」の意味は…

「託ける」の意味について、デジタル大辞泉(小学館)で調べてみると、以下のように記載されています。

直接には関係しないほかのことと無理に結びつけて、都合のよい口実にする。ほかの物事のせいにする。事寄せる。
例:来客に託けて酒を飲む

また、「託ける」は「ことづける」と読むこともでき、その場合には「言付ける」という漢字を使用することも。そして、その場合の意味は以下のとおりです。

①人に頼んで伝言や品物を取り次いでもらう
例:明日来るように託ける。手紙を添えて新築祝いを託ける②かこつける。口実にする

■「託」には「あずける」という意味も

また、「託(音読み:タク)(訓読み:ことづかる・ かこつける・ かこつ)」という漢字には3つの意味があります。

①ほかにあずける。ゆだねる
例:託児、委託、寄託

②ほかのことにかこつける
例:託言/仮託

③神が他の口を借りて告げる
例:託宣/神託

意味のひとつに「あずける」があることから、「託ける(かこつける)」の読みかたを勘違いしてしまった人が多かったのかもしれませんね…。

読みかたと意味が複数あるため少し複雑ですが、ぜひこの機会に覚えておきましょう!


提供・fumumu

【こちらの記事も読まれています】
どうやって「自信」を持てばいい? 自己評価を高める3つの考え方
早寝早起きの生活習慣! 自分なりにこだわりを持っていること
「運がいい」は気の持ちよう? 運勢をコントロールする3つのコツ
新しい職場で緊張… 環境に馴染むにはどうすればいい?
悪いことばかりじゃない! 「忘れること」のメリット3つ