Craft.Kが全面プロデュースした調剤薬局「くつき薬局」が、9月2日(月)に新たにオープンする。それに伴い、オープン直前の薬局を見学できる薬局内覧会を8月30日(金)、31日(土)に実施する。

幅広くコンサルティングを行う

Craft.Kは、これまで50社を超える薬局に向けて経営戦略などの上流工程からオペレーション構築、採用・教育、財務戦略、新規開業支援、DX支援などの下流工程まで幅広くコンサルティングを行っている企業だ。

今回はこれまでのコンサルティング経験を基にして完全プロデュースした調剤薬局「くつき薬局」を大阪・南茨木にオープンすることとなった。

次世代型薬局のモデルケースを目指す

同社の代表である北川秀典氏は、元々製造業と商社を営んでいる家系に生まれ、店舗に必要な什器などは幼いころから関心を持っていた。

その後薬剤師やコンサルタントとしての活動により薬剤師の業務や薬局経営を学んだことで、製造業視点・薬剤師視点の両面から薬局運営の最適化を目指していたそう。

北川氏は前職の研究職という考えを突き詰める経験も生かしながら内装、図面設計、什器設置など全体を通して「薬局運営の最適化」を目指してプロデュース。

今回の「くつき薬局」では、薬剤師に向けた業務効率化の視点だけでなく、患者がより利用しやすくなるような「患者体験」にも目を向けた次世代型薬局のモデルケースを目指していく。

木々のぬくもりを表現した設備設計


今回プロデュースした「くつき薬局」は、オーナー企業の郷里である滋賀県朽木の情景、木々のぬくもりを表現した設備設計となっている。茶色とグレーを基調とした配色で空間や光の位置などにこだわり、落ち着く場所を目指した待合室が特徴だ。

調剤台には、プレミアム調剤台である「UNI-ACE ZENITH」を採用し、調剤空間において心地よく効率的に作業できるよう機能美にこだわった。

ただデザイン性を求めるのではなく効率性や安全性も同時に追求し、オーナーの表現したい世界観と薬局の機能性、機能美を兼ね備えた内装となっており、スタッフの働きやすさだけではなく、患者が安心できるサービスを届けていく。