「うんとこどっこいしょ…それでもカブは抜けません」でおなじみの児童文学『おおきなカブ』。

作中では大きなカブが中々抜けない!という試練に人々が立ち向かう姿がえがかれていますが、同じようなシチュエーションが中国で発生、ネット民を震撼させました。

なぜなら、抜けなくなったのはカブではなく人間の男性。彼は何故この悲劇に見舞われてしまったのでしょうか。

■井戸に落ちちゃった

事の発端は中国河南省。ある男性から寄せられた、「自宅の井戸に落ちてしまった」という通報でした。

到着した消防隊員が目にしたのは、井戸にすっぽりとハマってしまった自称体重125キロの通報者本人。

彼は井戸の穴に下半身が丸ごと落ち、動けずにいると訴えます。

■お腹が自らを救う

聞けば、家の枯れ井戸を埋める為に木材や落ち葉などを入れた箇所を家族から「お前は体重が重いから踏んでくれ」と頼まれ、その通りにしたところ思ったよりも井戸が深かったことでそのまま落下してしまったとのこと。

もう少し井戸の口が広ければ、もしくは本人の体が小さければそのまま落下し、大変な事故に繋がったかもしれません。

幸いお腹の肉が挟まり、上半身だけが井戸から生えている状態で収まったことからなんとか救助隊を呼ぶことが出来たと、後に男性は振り返りました。