軍神:ノアはそれ以前から『Lillion』のナンバー1ホストでしたけど、竜馬はYouTubeや『愛のハイエナ』でキャラクターが認知されてハネましたね。自分がプロデューサーとしてやっていることは周りを押し上げることなので嬉しい限りです。

面白い人っていっぱいいるんですよ。でも、メディアに出て周りに認知されなかったら面白いと評価されない。自分がやるべきことは面白い人たち、個性がある人たちをちゃんと有名にする、スターにさせてあげること。周りを輝かせるために自分がいるので。

◆いかにミスをしないかが人生を成功に導く

――『愛のハイエナ』では、山本裕典さんの接客を背後から監視する軍神の様子が恒例でしたが、あれはどういった心境から?

軍神:彼を絶対に売れさせようという気持ちでミスをチェックしていました。ホストは女の子に対して10個喜ぶことをしても、1個ミスをしたら帳消しになる職業なんです。せっかく良い流れができているのに余計な一言でバーンと落ちちゃう。与えられた時間は限られていたので、そのぶんベタ付きで修正点を徹底的に見ていました。指導者というのは、相手のミスを修正してあげることも大事な役目なので。普段からそういうところは見てますね。

軍神
(C)AbemaTV,Inc.
――ホストって失敗が許されない職業なんですね。

軍神:いや、失敗とミスは違うので、失敗をするなということではないです。失敗は挑戦の結果ですがミスはうっかりやってしまうこと。失敗はむしろしたほうがいい。挑戦して失敗してその都度しっかり修正していけばミスを減らすことにつながるので。

――失敗とミスは違う。ホスト以外の方にも通じそうな考えですね。

軍神:そうですね。これは一般社会でも言えることだと思います。いかにミスをしないかが人生を成功に導くので。「成功しよう!」という意識を持つより、ミスを減らす思考のほうが戦には勝てますから。