またエミさんは、メッセージが全体的に長めです。

「長文が届くと同じ文量を送らなきゃいけないって思って返しにくくなるから、メッセージは長すぎないように簡潔を意識しないと。男性が返信しづらいって感じますからね」

◆女性で「メッセージの返信がマメ」はウリになるけど

エミさんはいつも返信が早く、マッチングアプリでも相手の男性への返信は早い方でした。

男性は女性へのメッセージの頻度に悩む方が多いため、レスポンスが早いのはウリになります。レスポンスが早い=尽くす女ではありませんが、重くて男性に尽くしすぎてしまう女性は、レスポンスが早い傾向があります。

マッチングアプリの自己紹介文に、レスが早いことも書き加えました。

カフェでスマホを見る若い女性
その後、タケシ(仮名)という男性とマッチングしました。相手のレスポンスも早く、料理や甘い物が好きという共通点もあり、トントン拍子にデートの約束が成立します。

タケシさんからは「いつも丁寧にメッセージを返してくれてとても嬉しい」と言われて、自分を認めてくれたと感じて嬉しかったそうです。

タケシさんはとても細かく気を使ってくれ、エミさんの好みを聞いてデートのお店を4つも提案してくれました。エミさんが歯医者に行くという話を伝えた時も「大丈夫だった?」と連絡が来て、そんなところもエミさんは嬉しく感じます。

◆初デートで2軒目に「カラオケはどう?」と誘われて

リアルで会って会話する中で、彼は過去に彼女から重いと言われてフラれたことがあるという話を聞き、エミさんは自分と似ていると感じました。

その日はランチだけの予定だったのですが、過去の恋愛話で盛り上がり場所を変えようということになりました。

「暑いからあまり歩かないほうがいいよね。もし嫌じゃなかったらだけど、そこのカラオケはどう?」

付き合っていない男性と、カラオケのような個室でのデートは嫌がる女性もいます。エミさんもカラオケじゃない方がよかったそうですが、その日は猛暑日。とにかく暑いし、タケシさんが気を使ってくれる男性なので大丈夫だと判断し、カラオケに行くことに。