無邪気な子どもの姿は、親にとって嬉しいものです。しかし、嬉しい気持ちをまだ言葉で表現できない2歳ごろの子どもとの外出は特に気疲れする方も多いようです。
今回は、2歳児を子育て中の神田麻野さん(36歳・仮名)が、子どもとの外出先での周りの反応に複雑な思いを抱いたエピソードを語ります。
◆2歳の男の子は乗り物好き
神田さんは2歳の男の子を持つ専業主婦。結婚を機に長年勤めていた会社を退職し、日中は息子と二人で過ごすことが多いそうです。
「夫とは職場結婚です。忙しい職場だったのもあって、結婚後に夫とすれ違いたくなかったので私が退職する決断をしました。今は、はじめての育児に奮闘中です」
息子と二人で過ごす時間は、神田さんにとってかけがえのない時間のようで。
「2歳になって息子は乗り物に興味が湧いてきたようで、よく電車やバスの絵本を持ってきて何度も読んで欲しいとせがみます。まだ少ししか喋れないのですが、『よんで』と『もっかい(もう一回)!』だけは一日何度も言っている気がします」
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