不動産投資事業、収益不動産開発事業、不動産賃貸業、リノベーションマンション分譲事業等を展開するフージャースアセットマネジメントが手掛けたリノベーション団地「いろどりの杜」では、毎年様々なイベントを開催している。

8月25日(日)には、2023年秋に実施した「ニューダンチDIYアイデアコンぺ」で最優秀賞に選ばれた「竹の部屋」のアイデアを元にした部屋の内覧会を行う。

賃貸団地再生モデル事業「いろどりの杜」


リノベーション団地「いろどりの杜」は、昭和39年に建設されたUR都市機構の旧東綾瀬団地における公民連携事業による賃貸団地再生モデル事業。DIYやイベント等により入居者が住まいへ積極的に関わることで、より充実した生活を獲得し、またそのプロセスを通じて、居住者同士が助け合う暮らし、さらに地域との関わりを増やしていく暮らしの実現を目指している。

同物件は、2020年にGOOD DESIGN AWARD中〜大規模集合住宅の分類でグッドデザイン賞を受賞した。

「竹の部屋」のアイデアを元にした部屋が完成



今回、「いろどりの杜」にて、昨年9月~10月に募集を行った「ニューダンチDIYアイデアコンペ」で最優秀賞を獲得した「竹の部屋」のアイデアを元にした部屋が完成した。


「ニューダンチDIYアイデアコンペ」では、「もっと気軽にDIYを楽しんでほしい!」「自分で考えた空間を、自分で作るという楽しさを広めたい」という思いから、リノベーション団地「いろどりの杜」を題材に「こんな家に住んでみたい!」「この間取り面白そう!」など自身のオリジナルアイデアを募集した。

最優秀賞に選ばれた「竹の部屋」は、放置竹林問題に着目し、本物の竹を使用したデザインだ。


「竹の部屋」で実際に使用した竹を伐採している写真

伐採されることが少なくなり、放置され伸び放題になっている竹が増えており、「放置竹林問題(竹害)」として社会問題になっている昨今。竹は繁殖力が強いため、整備を怠るとあっという間に広がってしまう。竹林が広範囲になると土砂災害を引き起こす危険性が高まるため、全国の自治体で対応が急がれている。