冬はアースカラーをコーデに採り入れることが増えますが、どちらかと言うと地味な印象の色味なので、コーデの際は野暮見えしないように注意が必要です。そこで今回はアースカラーを採り入れる時に気をつけるべきポイントや、アイテム別のコーデのポイントを紹介。ナチュラルなアースカラーを活かしておしゃれをクラスアップする秘訣に迫ってみましょう。

 

|アースカラーってどんな色?

 

アースカラーとは、英語で地球(アース)の色(カラー)という意味で、地球をイメージできる色を総称して呼ばれています。 具体的に何色かというと、空や海のブルー、森のグリーン、大地のベージュやブラウンなどがアースカラーと言えるでしょう。

どちらかと言うと鮮やかカラーというイメージではなく、少しくすみがかったニュアンスカラーに分類されます。 そんなアースカラーをコーデに採り入れるメリットが「大人っぽい雰囲気を演出できる」こと。 カーキ、ベージュ、ブラウンなど落ち着きのある色味なので、コーデも自然と大人っぽい雰囲気を醸せます。

 

|アースカラーをコーデに採り入れるコツ3つ

落ち着いた色味のアースカラーは採り入れ方によっては野暮ったく見えてしまう可能性があります。また、「自分には似合わない」と感じている方もいるかもしれません。

ですが、コツをつかむと自分に似合う着こなしが見えてきます。それでは アースカラーを上手に採り入れる3つのコツを見てみましょう。

 

 

アースカラーをコーデに採り入れるコツ(1)全体をアースカラーでまとめる

アースカラー同士は相性が良いので、全体をアースカラーでまとめるのが最も簡単なアプローチ。 単色ではなく色々なアースカラーを組み合わせて、自分のパーソナルカラーに合うコーデをめざします。なお、色の組み合わせはカラーチャートの一覧を参考にするのがおすすめです。

 

アースカラーをコーデに採り入れるコツ(2)差し色を上手に使う

トーンの落ち着いたアースカラーだけでは「地味見えしそう」と気になる方は差し色を上手に使いましょう。例えばベージュやカーキがベースのコーデに、鮮やかカラーの小物を添えるとアクセントになり、コーデがグッと引き締まります。 ここでポイントとなるのが、アクセントカラーの小物が多くならないようにすること。 いくつも使って差し色の効果がなくなってしまわないように注意してください。

 

アースカラーをコーデに採り入れるコツ(3)秋冬は濃い色味、春夏は淡い色味を選ぶ

秋冬は濃い色味のアースカラーがハマりますが、対して春夏にアースカラーを採り入れる際は淡い色味を選ぶのがポイントです。 それだけで季節感に合ったコーデが仕上がります。秋冬ならブラウンのところを、春夏は淡いベージュに、秋冬ならカーキのところを、春夏はピスタチオグリーンを使うようにするだけでOKです。