人間関係の中には、苦手と感じる人との接触も多々あるものです。すべての人を好きになれたらいいですが、そう簡単にはいかないのが人生ですよね。

今回は、どうしても苦手な人との境界線の引きかたを、fumumu取材班が聞いてきました。

①自分の感情を認識する

「相手に対して『この人が苦手だ』と思っていることを、ちゃんと自覚する必要があると思います。相手の性格や言動に対して『どうしてあんなこと言うんだろう』『どうしてあんなことするんだろう』とモヤモヤしていても、正直あまり意味はないんじゃないかな。

相手の言動を別に問題ないと感じる人も、この世の中にはいるわけだし。要は人間同士の相性が悪いだけなんですよね。

さっさと『とにかく自分はこの人が苦手なんだ』と認めたほうが楽になるんじゃないでしょうか。相手との和解や深い関わりを諦めるからこそ、相手と自分の間に境界線を引けるんだと思います」(40代・女性)

②声のトーンを意識する

「『知らない人と話すときの声のトーン』を意識して話すと、イライラがやわらぐかも。苦手な人と話すときって、つい声が冷たくなってしまうじゃないですか。

そうすると私の場合は、その声に自分の怒りが増幅されてしまうんです。怒りを含んだ声を出すことで、余計に腹が立つっていうか。

他人だと、相手に期待していないからこそ、気持ちを乱されずに社交的に話せるんですよね。それと同じように苦手な人と接したほうが、相手のことを『ただの他人』として扱えて、自分の心がおだやかになるんです」(30代・女性)