昨年、所沢市が中心となって、所沢駅周辺エリアを中心とした広域における集客と回遊性を生み出すべく、市内7ヶ所で2日間同時開催された社会的な取り組み「TOKOROZAWA DESIGN WALK」が、今年は新たに11月の各週末を彩るイベントとして開催される。

11月9日(土)・10日(日)には、西武池袋線「西所沢駅」周辺エリアにて「西とこ文化祭」を開催。11月16日(土)・17日(日)には、ところざわサクラタウンおよび東所沢公園で「武蔵野回廊文化祭」を、KAWAYA-DESIGN(インフラスタンド)にて「KAWAYA市」を開催する。なお、これらのイベントは8月20日(火)時点での予定。

「暮らすトコロマーケット」について


同イベントは「繋がる 交わる 暮らしと手しごと」をテーマに、人とモノとの交流を通じ、来場者と参加者が交じり合い、新たなライフスタイルと暮らしのあり方を提案する場を目指して2015年に初開催。クラフト・アート・食と農・音楽が融け合うマーケットとして、例年、2日間で延べ2万人が来場するのだそう。

同イベントでは、作家によるクラフトと「背景にあるストーリーを共有する」「使い込む」といった世界観が共通する古道具、フェアトレード商品などとのバランスを保ちながら、独自のスタンスを探究している。

暮らすトコロマーケット実行委員会は、同イベントの開催・運営を通じて、所沢市民のシビックプライドを刺激し、向上することを願っている。


主催者である同委員会の委員長・岡田一氏は、同イベントについて「作り手の想いや作品の背景、ストーリーを共有し、大切にモノの命を使いきる。日々の暮らしと暮らすトコロを見つめなおす、そんな細やかなきっかけになれば…。という願いが込められたマーケット(一部抜粋)」と話す。

作り手と使い手が直接コミュニケートし、作家のオリジナリティや作品のストーリーに触れることができる「暮らすトコロマーケット」や、関連イベントへ出かけてみては。