銭湯絵師の田中みずき氏のペイントに、


今年は山口一郎氏のペイントが追加された。

メイン会場のS BRICKでは、マスキングテープが購入できるほか、オリジナルワークショップを楽しむことができる。2年目となる今年は、市内のパートナーショップに各店舗のオリジナルテープが登場。各店舗の特徴を表現したテープを集めよう!

洲本市内各所で「BugMask」アート展も実施

また、淡路島在住のアートディレクター・置田陽介氏とデザイナー・mari氏で結成されたゲリラ・ユニット「BugMask(バグマスク)」が、洲本の街中にある日常の風景を面白く非日常化することで、新しい見え方・捉え方が始まり、そこから人間の創造力や可能性を引き出すという実験を試みている。


市内各所では、商店街の洋服店のマネキンがカラフルに変身し、


建物の白い壁に模様が出現する。

マスキングテープで何かを覆い隠したり付け加えたりすることで、洲本の街中にバグ(非日常)を起こしていく。マスクされることによって、普段目に入らなかった色が飛び込んできたり、目に留まらなかったものに出会えたり、新しい側面に触れられたり、そこから自分でも気がつかなかった自分を発見したり。

そして、目線や捉え方を少し変化させて、「同じ」は存在しないことに気づき、「新しい現象」に遭遇したときに起こる脳内のバグを通じて、町の魅力を再発見する機会となることを願っている。

BugMaskと高校生が手がけるマスキングアート


「洲本八狸」では、BugMaskと洲本市唯一の私立中学・高等学校の蒼開高校の有志によるマスキングを実施。


地元になじみ深い洲本八狸物語のたぬきたちの銅像を、その物語や設置場所からインスピレーションを得て、カラフルにマスキングしている。

オンシーズンの夏は海水浴場、オフシーズンは散歩などで人気のスポット「大浜海水浴場」では、BugMaskと県立洲本高等学校美術部が建物をマスキングしたアートが8月18日(日)に登場予定。