茨城県境町では、新たに整備する移住定住促進戸建住宅「アイレットハウス・マハロタウンⅡ」21棟について、8月16日(金)~10月16日(水)の期間、入居者を募集中。

入居時期は、令和7年2月末頃から開始予定だ。

茨城県境町の移住定住政策

茨城県境町は、移住定住政策として、民間企業の経営ノウハウや資金を活用する公共事業の手法「PFI(プライベイト・ファイナンス・イニシアティブ)」を活用し、移住定住促進住宅の整備を推進している。

これまでに建設した移住定住促進住宅「アイレットハウス」のマンションタイプ108戸と、戸建住宅タイプ第1弾の「オハナタウン」17棟はすべて満室だ。

R5年度整備の「マハロタウン」外観

R5年度整備の「マハロタウン」間取り

また、戸建住宅タイプ第2弾の「マハロタウン」22棟については、入居者募集において全国各地より230件もの申込があったそうで、追加で5棟が整備された。

そして今回、多数の反響に応え、新たに戸建住宅第3弾「マハロタウンⅡ」21棟が整備され、入居者を募集している。

25年住み続けると土地と戸建住宅が無償でもらえる

「マハロタウンⅡ」建設予定地

「マハロタウンⅡ」イメージパース ※配置やデザインなど変更となる場合がある

「アイレットハウス・マハロタウンⅡ」は、25年住み続けた人に土地と住宅を無償譲渡する。

1戸当たりの敷地面積は、戸当たり約170平方メートルの予定。住宅は木造2階建ての3LDK、延床面積約100平方メートルの予定だ。25年住み続けることで、この土地と住宅がもらえる。

賃料は月額84,000円だが、子育て世帯もしくは新婚世帯などの世帯要件を満たし、かつ所得基準に該当する人は減額された賃料月額64,000円で入居可能。なお、駐車料金は、台数にかかわらず月額3,300円だ。

入居条件や申込の流れ

主な入居対象者は、子育て世帯と新婚世帯で、町外から転入する世帯が優先される。ここで言う「子育て世帯」とは、同居者に18歳未満の子どもがいる世帯、または妊娠している人がいる世帯を指す。「新婚世帯」は、婚姻日から概ね5年以内の世帯、または婚姻予定である世帯のことだ。