拠り所は、スペシャルティコーヒーの新ブランド「Yorimichi coffee(ヨリミチコーヒー)」を立ち上げ、ネット通販でのコーヒー豆販売を開始した。

テーマは「日常のちょっとした寄り道」


「Yorimichi coffee」は、「日常のちょっとした寄り道」をテーマに、世界各地の個性豊かなスペシャルティコーヒー豆を、浅煎りから深煎りまで幅広く取りそろえるブランド。スペシャルティコーヒーを中心にシングルオリジンや小規模農園を応援し、世界の個性を表現した商品づくりを目指す。


代表を務めるのは、黒川貴弘氏。中小企業診断士や応用情報技術者、G検定の資格を持ち、2011年にフロントビジョンコンサルティングを起業。IT関連ビジネスを展開し、2019年にはアウトドア(キャンプ中心)ブランドのMAAGZを立ち上げた。

そして今年、拠り所を起業。IT×アウトドアの知見を持ち寄ってコーヒー業界にチャレンジ中だ。

こだわりの焙煎でおいしいコーヒーを販売


「Yorimichi coffee」では、それぞれの豆の持つ風味を最大限に引き出すため、焙煎度合いを細かく調整し手作業で丁寧に焙煎を行うほか、高品質なコーヒー豆を提供するため、小ロット中心に生産。豆の鮮度を保ち、風味の劣化を防ぐ。

さらに、徹底的に不良豆を除去するために、1つ1つの豆を丹念に目視して確認。おいしいコーヒーはこうした地道な活動から生まれるという。


また、ITコンサルタントの知見を生かし、少人数で効率的な運営を実現。ECサイトの構築やマーケティングなど、デジタル技術を駆使することで、ユーザーに最高のコーヒー体験を届ける。さらに、コーヒー豆の水分量や地域特性などのデータを基に焙煎や飲み頃などの最適解を探求。実際の焙煎データを基に改良なども行い、理論によりおいしいコーヒーを組み立てている。

豊富な商品の中から好みのコーヒー豆を見つけよう