dポイントを上手に貯めるコツは、dポイントがもらえるサービスや商品ばかりに目を向けないことです。ポイ活ライターの筆者は、dポイントに交換できる「リクルートポイント」に注目しています。
リクルートポイントは貯められるサービスが多い
dポイントに交換できるリクルートポイントで、貯めやすいものとして主に2つの予約サイト「ホットペッパーグルメ」と「ホットペッパービューティー」があります。
飲食店予約サイトの「ホットペッパーグルメ」では、1人あたりランチ10ポイント、ディナー50ポイントが貯まります。たとえば、家族4人でディナーに行くと200ポイントもらえます。ディナーと言っても、対象の店舗には寿司チェーン店のかっぱ寿司、ハンバーグレストランのあさくまなど、家族連れが予約しやすいところも多くあります。
さらに効率よくポイントを貯めるには、ポイントサイトのモッピーを経由してホットペッパーグルメを使います。ここでモッピーポイントが145ポイントもらえます。ホットペッパーグルメでもらえるポイントと合計すると、345円相当のポイントがもらえることになります(1ポイント1円換算)。予約をしていることで並ばずにお店に入れることも多いようなのも嬉しいです。
次に、美容院やエステサロン予約の「ホットペッパービューティー」では、予約額の2%分のポイントが貯まります。
女性が美容院にかける費用は、3ヵ月で約2万円といわれます。1年で8万円近くかかるわけですから、1,600ポイント(2%)もらえるかもしれません。
電子マネーチャージでリクルートポイントを貯める方法も
リクルートポイントをさらに貯めやすくするには、電子マネーチャージを使うことです。
たとえば、楽天Edyにクレジットカードのリクルートカードでチャージすると、楽天カードでチャージするよりも多くのポイントが貯まります。それぞれの還元率はリクルートカードが1.2%還元であるのに対し、楽天カードは0.5%還元です。
リクルートカードでのチャージには条件があり、国際ブランドはVISAかMasterCard、月間3万円までです。しかし3万円チャージするならリクルートカードなら360ポイント、楽天カードなら150ポイントと大きく違います。
リクルートポイントはdポイント・Pontaポイントに交換できる
ポイ活主婦ライターとしてリクルートポイントに感じている魅力は、このように貯めやすいことだけではなく、dポイントやPontaポイントなどの共通ポイントに即時交換できること。さらに、dポイントへの交換なら増量できるタイミングもあることです。
リクルートポイントからdポイントへの交換は、通常1:1の等価ですが、2024年8月に行われている10%増量キャンペーンを使うと、交換で増やせるのです。こうしたキャンペーンは時々行われています。
そして、dポイントやPontaポイントなら、ローソンのお試し引換券にすれば、価格が2倍相当の商品と交換できます。
文・谷口久美子(フリーライター/ファイナンシャル・プランナー)
大学職員を経験後、結婚・出産し、子育てをしながらFP資格を取得。現在は、金融メディアを中心に執筆活動中。20代で貯金1000万を達成、現在は世帯で年間300超の株主優待を取得。ポイ活にも詳しく、1年で約40万ポイント獲得した年も。
編集・fuelle編集部