育児休業は男性が取得できないというわけではありませんが、実際に取得してる人はごく僅かというのが現状です。

しかし、「単純に義務化すればいいというわけではない」と、いう女性たちもいます。fumumu取材班が、詳しい話を聞きました。

①育児は本人のやる気の問題

「育児を義務化したところで、やらない人はやらないはやらないと思います。

夫は出産に向けて両親学級を受講、産後は沐浴指導なども一緒に受けました。しかし、仕事が休みの日だったとしても、実際に子どもの沐浴をしたことなんて一回もありませんでした。

結局、本人がやる気にならない限り、育児への参画なんて期待できないと思います」(20代・女性)

②育児より楽な仕事に逃げる男性も

「男性育休義務化反対について、『人手不足』などと言うともっともらしく聞こえますよね。でも、実際のところ、育児をするくらいなら仕事をしていた方が楽だと考えて仕事に逃げている男性も多いような気がします。

『物事に集中できない』『集中できたとしても話しかけられたら中断せざるを得ない』『ジュースをこぼしたりお皿を割るなど、すぐに対処しなければならない想定外のタスクが多い』などの育児の実態を知れば、仕事だけをしていた方が遥かに楽だと思います。実際に、ワーママをしてみて痛感しました」(30代・女性)