子供や保護者、地域の住民に対して、無料または安価で食事や団らんの機会を提供する「こども食堂」。2012年ごろに生まれ、既に9000ヵ所以上できているという。そんな子ども食堂について、dポイントを貯めている人なら、エントリーするだけで、寄付ができるプロジェクトが行われている。実際に自分のdポイントを寄付する必要はない。8月31日まで。
dポイントクラブの会員ランクに応じてドコモが寄付
dポイントクラブの会員がエントリーすると、dポイントクラブの会員ランクに応じて、寄付数(1人あたり1~5食相当分)を決め、 認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえを通じて、全国のこども食堂に寄付が行われる。
dポイントクラブ会員はエントリーするだけでよく、実際にdポイントを寄付する必要はない。支援はドコモが行う。エントリーした会員のランクが3つ星の場合、ドコモからこども食堂に3食相当分を寄付するという。寄付の上限額は1,500万円。
既にこれまでに2回行っており、2023年夏に476,189人、2024年春に585,860人がエントリー。その結果、2023年夏に127団体、2024年春に約100団体のこども食堂へ、食事を通じた地域コミュニティ形成活動への助成金として、むすびえを通じ、それぞれ上限金額の1,500万円を寄付したという。
NTTドコモは「支援させていただいたこども食堂の皆さまより多くの嬉しいお声をいただいた一方で、こども食堂は、全国に9,000か所以上あり、まだまだ支援が十分に行き届いていない状況」と指摘、「こども食堂の継続的な支援」をめざすとした上で、こども食堂が、「こどもも大人もみんなが足を運べて、コミュニケーションをつなげる場所に」なっていると評価。さらに「こどもたちと子育て世代をはじめ、あらゆる世代の人と人がつながり、頼り合い助け合える地域共生社会の実現を、『dポイントクラブ』のお客さまと共にめざします」とコメントしている。
文/編集・fuelle編集部
画像・NTTドコモプレスリリースより