ここのところ日本の1円玉の価値が高騰しています。平成の1円玉が5,000円相当になるケースも出てきました。

1円玉の価値が上がっているのはなぜでしょうか。その理由や平成の1円玉で高い価値がつくケース、そして1円玉の価値が高くなる条件をお伝えします。

なぜ1円玉の価値が高騰したの?

近年1円玉の価値が高騰した理由は主に2つあります。

1.キャッシュレス決済の普及で硬貨の発行枚数が減少している

キャッシュレス決済の普及により、年々1円玉の発行枚数は減少しています。発行枚数が少ない年の硬貨ほど価値が高くなる傾向にあるため、発行枚数が減っていけばその価値はさらに上がるかもしれません。

2.中国の富裕層が日本の硬貨を投資対象にし始めた

中国の富裕層の間で日本の硬貨を投資対象にし始めたことも高騰の一つの理由のようです。特に明治・大正時代に発行された1円銀貨の価値は大きく上がっており、状態が良ければ8万円相当になるものもあります。

家に古銭がある場合は状態が良い1円銀貨を探してみましょう。その1円銀貨は意外と高く売れるかもしれません。