◆儚く打ち砕かれた、憧れのシチュエーション亮太さんの懐事情を知ってしまったがゆえに、婚約指輪は期待せずにいた沙也加さん。
とはいえ「安物でもいいから、婚約指輪は用意してほしいなと、ちょっとは期待しちゃってたんですよね」と当時の心の内を明かしてくれました。
そんな沙也加さんに、ちょっとした事件が起こります。
それは結婚を決めてから数日後のこと。亮太さんから「母が沙也加に会いたいと言っているから、家に来てくれる?」と連絡が来て、義実家に出向いたそうです。
すでに彼の家族へは挨拶済みだったので「なんだろう?」と不思議に思ったと言います。
到着するや否や、義母から「沙也加さん、まあ座ってて」と、リビングのテーブルに案内された沙也加さん。
しばらくすると、小さな箱を持ってきて「これ、沙也加さんに似合うかしら?」と言いながら、その小さな箱を開ける義母。
中には、美しく輝くダイヤモンドの指輪が入っていました。
この光景を見て、なぜか誇らしげな表情の亮太さん。
一方の沙也加さんは「まさか義母に指輪をパカっとされるなんて思ってもみませんでしたよ」と苦笑いしながら話してくれました。
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