◆いつか自分の理解者に出会える、という思い込み

「男性との会話のレパートリーとか、相手が受け取りやすい希望の伝え方は身につけていきたいですよね。言わなくても気がついてくれる男性を探してもいないし、このままじゃ誰と会っても楽しくないと思う」

「目からうろこでした。誰と会っても楽しくないのは納得です。実際楽しくなかったです」

結婚式の新郎新婦
由美さんに限ったことではないのですが、特に女性は“運命の人”をうっすら信じている方が多いのです。運命の人という言葉にしてしまうと「そんなに能天気ではない」と思われそうですが、自分を分かってくれる共感しあえる人は探せばいると思っているのです。

価値観が同じ人なんていないのだから、自分の希望を相手が受け取りやすいように伝える努力をしていかなきゃいけないのに、努力不足には気がつかず相手の気配りの無さにだけ注目するのです。