義父の貯金をローンの頭金に充てる予定が、ふたを開けてみると

義父は自身の稼ぎを、給与払い込み先の銀行口座から、義実家の生活費用銀行口座(義母名義)に自分で移していました。
移していたのは最低限の生活費だったため、貯金は義父の口座で行っている、というのが暗黙の了解だったようです。
以前から義母には「毎月貯金している」と言っていたようで、義母は頭金としてその貯金を当てにしていたのですが、ふたを開けてみたところ入っていたお金はわずか18万円ほど。
仮契約をしていたのですが、頭金が払えなければ契約破棄になり、その契約破棄にもお金がかかるとのこと。
義妹がギリギリ頭金分を貯金していたので自分で出す、とは言ったものの、その状況では何かあった時に確実に義実家が破産してしまうため、私たち夫婦で頭金を払いました。

ちなみに義父の口座を取り上げたところ、10年以上貯金している様子はありませんでした。
問い質したところ「パチンコや趣味活(アイドル)にハマって使い切った」と白状しました。
(40代・男性)

今回は、意外に身近な老後破産のエピソードについてまとめました。
資産運用をして老後に備えることが大事です。

文・fuelle編集部