10月3日(木)に行われる「第41回住まいのリフォームコンクール」の審査結果発表・表彰式の関連イベントとして、同日、住宅やリフォームに携わるすべての人に向けた特別講演会とパネルディスカッション(受賞作品講評会)が開催される。
会場は、東京都文京区にある住宅金融支援機構「すまい・るホール」だ。
国土交通大臣賞など上位6賞などの審査結果を発表
今年で41回目を迎える「住まいのリフォームコンクール」は、全国各地で施工された住宅リフォームの事例を募り、優秀な事例について依頼主(施主)・設計者・施工者を表彰。これを消費者や事業者に広く紹介することにより、住宅リフォームの促進とリフォームの水準の向上を図ることを目的としている。
今年は、国土交通大臣賞など上位6賞、優秀賞などの審査結果がイベントにて発表される。
講演会とパネルディスカッションを実施
当日は、住まいのリフォームコンクール審査委員長で、神戸芸術工科大学・学長である松村秀一氏による特別講演会「『空間資源大国ニッポン』という考え方」を実施。
同氏は、1957年神戸市生まれ。1980年東京大学建築学科卒業。1985年東京大学大学院博士課程修了。工学博士。主な近著に『新・建築職人論-オープンなものづくりコミュニティ』『和室礼讃』『建築の明日へ』などがある。
さらに、住まいのリフォームコンクール審査委員、モデレーターで、リクルート・SUUMO編集長の池本洋一氏が、パネルディスカッション(上位賞作品講評会)を実施。リフォームの応募作品を多数見てきた審査委員である同氏が、リフォームの最新動向、審査のポイント、受賞作品の魅力を解き明かしていく。コンクール応募にあたり、ヒントになる話が満載となっているという。
同氏は、1995年リクルートに入社。2011年よりSUUMO編集長を務め、2018年リクルート住まい研究所所長に就任。2019年にSUUMOリサーチセンターを設立。メディアを通じて住まい領域の発信を行う。