テイラー・スウィフトの英国公演に、エド・シーランがサプライズ登場した。

木曜夕方、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで、テイラー・スウィフトの「THE ERAS TOUR」(ジ・エラズ・ツアー)のヨーロッパ公演のファイナルパートが開始。テイラーの親友であるエド・シーランがステージに駆けつけ、ともに楽曲を披露した。

この公演は、テロ予告によってウィーン公演が中止になって以来初めての公演であり、また先月サウスポート(イギリス)でテイラー・スウィフトをテーマにしたダンスクラスで3人の子どもが亡くなった事件が起きて以来初めてのイギリス公演でもあった。(テイラーは事件被害者の家族には連絡を取っていると報道されている(BBC)が、本公演では事件に対する言及はなかったようだ。)

基本的に従来どおりの構成で行われた今回の公演だが、毎回内容が異なるサプライズ・アコースティック・セクションにおいて、テイラーの親友であるエド・シーランが登場、9万2千人の歓声に迎えられた。テイラーはエドと一緒に作った曲「Everything Has Changed」(2012)と「End Game」(2017)をミックスして披露、エドに感謝の意を表した。

その後、テイラーはエドの大ヒット曲「Thinking Out Loud」のデュエットを行うと、最後に「彼は私の世界最高の友人のひとり」とエドを誇ったテイラーは、「彼は本当に忙しなく働いていて今もツアー中。すごく疲れているはずなのに、でしょうが、それでも皆のために演奏したいと思ってくれたの」とエドのサービス精神を歓迎していた。